fc2ブログ
アキさんはバイト先の先輩で、今月から別な会社で働いている。
そのアキさんにまつわる話。

2人で食事をしているとき、ウチは酔いつぶれ、今まで言い出せなかったセクシャリティの悩みについて吐露した。
アキさんが博識ということもあってセクシャリティにまつわる話は盛り上がり、あさっても勤務後に飲もう、ということでその日はお開きとなった。

そのあさって。
午後に短い研修だけあって、ウチは京都・一乗寺に初めて出かけた。
一乗寺にある有名な本屋は祝日からか割と混んでて、じっくりいる雰囲気じゃなかった。

ウチは研修を済ませ、アキさんは通常の勤務が終わり。
アキさんの体調が優れないからと、軽食で済ませるために喫茶店に入り、ココアとサンドイッチなどを頼んで。前回の続きを喋りだした。

そこでアキさん、「あさみくんが(セクについて)告白したから」と、ウチに秘密を教えてくれた。
彼もゲイだってことを。(ただしくはバイセクシャルみたい)
しかも、好きなタイプがウチとほぼ一緒だったのです。

アキさんは「辞めるまでノンケで通そうと思ってたのになぁ」みたいなことおっしゃって。縁って不思議だなぁって思います。
ウチがお酒の力でカムしてなかったら、彼のセクも知らなかったでしょうし、ましてやピンポイントにバイのアキさんにカムしただなんて・・・奇跡?偶然?運命?最初は違うテーマで話してたのに・・・スゴイよね。

喫茶店を出ても、改札の手前でもとにかく喋って喋って喋りつづけた。言葉にすることでアキさんのことを自分自身のことを確かめたかった。

コンビニで買ったビールの酔いがまわった頃、「行ってみる?」と聞かれて、"冷やかし"程度に行ってみることにした。堂山へ。
ひとりじゃムリかな、なんて思いながら、歩いてたら。ウチら2人の前にカップルが通りすぎまして。
(あいあい傘で中むつまじく、冷やかしで来てるのかなぁ・・・。あ、でもあの彼女、彼女じゃなくってよ。)と思い、アキさんとふたりしてうしろを振り返り、カップルを見入ってしまったのでした。
「あの子、めっちゃかわいかったよな」とアキさん。「しっかり見たらよかった」とは私。揃いの色違いのボーダーを着ていた(はず)のカップルに、ちょっぴり(いや、かなり)憧れたのでした。

で、じつは。
「じゃ、飲もっか」となったときに―いや、たしか京都を離れ本を読み切ったときにも―いらぬ事を考えたの。アキさんはゲイなの?こっちがエスコートしたらいいの?なんて。結局ウチがエスコートされたのだけど。笑
あぁ、あまりにもお恥ずかしい・・・。(動揺しすぎたのね、はじめてだったから)

たぶん次回はアキさん自身について。かな。
スポンサーサイト



2007.10.05 Fri l じたじた日記 l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://intergender.blog118.fc2.com/tb.php/22-7c31f613
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)