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更科さんみたいに、
着たいものを着たいとかいう、
そんな芯の強さと奔放さを持ち合わせたいなぁ・・・なんて思って。
志村貴子さんの「放浪息子」を読んで、
高槻くんが憧れるのと同じように
更科さんに憧れるのでした。

新入式で学ランを着たり、水泳の時間にビキニを着たり。
更科さんは飄々とするけど、高槻くんはなかなか・・・。
高槻くんは遠くの町で学ランを着たりするんだけど、
新入式で学校へ学ランで行けなかった。

ちょこっと生まれる(時空の歪みみたいな?)眩みや、
カオスに吸い込まれそうな感覚があって。
そういうものが好きで、
わけのわからない組み合わせも好き好んでするけど。

高槻くんは男女性というのを非常に意識してて、
男になりたいと思うから、葛藤して。
似鳥くんも同じく。

そういう感覚が非常に効いてくるんです。
更科さんみたく、意識せずにさらりとしたい、と。
思うんですけど、やっぱり意識しちゃって。



だから、男性でも、女性でもなくって、中性でありたい。
そう言い聞かせて、そして、
いつか言い聞かせなくてもそうなっちゃってたらいいんだけどね。

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2007.10.26 Fri l 中性への憧れ l COM(0) TB(0) l top ▲
Kate Moennig
Moennigって、英語じゃないんですって。メーニッヒと読むそうで。

さて、ケイトはあまり有名じゃないかもしれませんね。
レンタル屋さんでみかけた「シッピング・ニュース」という映画でちょろっと出るくらいで。あとはTVドラマとか。
で、やっぱりケイトといえばL Wordでして。ものすごく好きなひとです。

L Wordはアメリカのショウタイムというチャンネルで放送しているテレビドラマで、レズビアンのコミュニティを描く群像劇。で、いろんなキャラクターがいるんだけど、ケイトが演じるShaneにものすごく惹かれたのだ。

もちろんルックスやファッションに目がいくのですが(オイオイ)、やっぱりあの中性的な(ほぼ男性的な?)あの容姿、立ち振る舞い。
「ストリートファッション」というメインストリームとか、チャラチャラしたファッションとかに興味のない(キライといってもいいくらいの)、そんな男子が「カッコいい」と思ってしまうんですから。あんなファッションというか、あんな着こなししてみたいと思ってしまったんですから(となれば、ただ単に男子のファッションとなるのですが・・・)。
「L Wordが好き」というよりか「Shaneが好き」なんですね。


でもやっぱりL Wordがいいのは、「ビアンが舞台のドラマ」というフィルターを外しても成り立ってるのは、いろんなタイプの登場人物がいて、それはひとの多様性は魅力であるってことで(もちろんそれはLGBTでひと括りされそうなジャンルの、多様性でもあるんよ)、だからいいのかな、と思うのです。

ふとしたことがきっかけでShaneに惹かれ、L Wordを知り、応援しているブログを読み、管理人さんがほとんどビアンで、レズビアンについて考えるようになった。それがきっかけとなり、うちの自身の性自認とか他者への興味分野とか、それまでもやもやとした、でもどこか逃げてたことに対して向き合うようになって・・・。
ですので、同性愛とかTGとか「中性的なひと」とか、「これから」の要素が非常に強いのだけど、ShaneとL Wordと応援してるブログがなければ今のウチとこのブログはなかったんじゃないか。そう思うのですよ。



(ちなみにショウタイムとかHBOとかの、日本でいうWOWOWみたいな(ちょっと違うけど)別口で視聴料が必要なとこはABCやCBSなどの地上波ほど映像表現の制約は少なくて、だからL Wordって男性視聴者にも気を引かせようとしたのか、ちとカゲキなところもあるんですよ。)

で、ちょっと話が逸れて、別な機会に「男の描く(これはどうか、と思う)レズビアン像」について書いてみようかと思うのですが、どうなんでしょうか?書かないほうがいいかしら?


あ、携帯の待受もKateです。

2007.09.08 Sat l 中性への憧れ l COM(6) TB(0) l top ▲