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さて、台風直撃Σ(´Д`東京某所のネットカフェで更新中のあさみです。
いい感じのカプセルホテルにでも、と思ったのですが、
滑ってこけて、携帯電話の液晶が潰れてΣ(´Д`ネットカフェ決定orz

でも、ほとんど大雨に濡れずに移動できてたのでラッキー☆(単純)
上野・表参道・原宿・下北から歩いて代山(ってどこよ?)・さらに歩いて三軒茶屋・二子玉川でこけて液晶潰して大手町・・・結構動きました。

さてさて、パフナイトの模様、YouTubeでご覧いただけるんです。
尾辻かな子さんはなぜ選挙に落ちたのか?
建設的に、そして次の選挙に向けて、いろんな意見が飛び出しました。私が思い至らなかったこと、選挙を共に戦った方の声など貴重な意見たくさんでした。

パフナイトで、私が喋る番までにいろんな見方が出ており、既出を喋るのはもったいないと思ってて、でもまだだった見方があって。それを喋らせていただいたのですが。

なんというのでしょうか・・・この記事、いや、このブログを読まれた賢明な読者のみなさま。まったくもってお恥ずかしい。緊張で上がって口篭もり髪型まとまらず。でもね、緊張はほぐれ口は滑らか髪型もそれなりにするはずだったのよ。初めてはこんなものですよ。慣れですから、慣らされる人なんですから私はっ。あれは着ぐるみで、中の人は蒸し暑い中懸命に喋ってたんですよ。じたじたしたってもう遅い!けど・・・。



私の映像を見て、言わんとした事があまり伝わらなかったかな?と反省してます。伝えたかったのは「タレント候補」という側面で考えてみると、ということ。

6年前の参院選から「非拘束名簿式」が採用されてます。比例区に投票する際「政党」か「候補者」のどちらかを書く。議席配分は各政党の「政党」票と政党の全「候補者」票の合計でドント方式で配分される。そんな感じ(詳しくはウィキペディアなどで)
比例区は「タレント候補」が他の候補の当選を助ける作用があったりして。公明党は政党名じゃなくって候補者名に投票するようにしているとか。6年前のある政党は何十人もの候補者をたてて、全員の票を足して1つの議席を取ろうとしたりして。そんな比例区に尾辻さんは出馬した。

で、敗因を考える、というよりかマイナス要素を考えてみた。
まず知名度が浸透してなかったのではないか?その為の期間は短かったから、テレビ出演とかメディアへの露出は積極的だったはず。メディア効果は確かにあった。かくいう私はウェブの世界で何となくしか知らなかったのに、テレビ出演を通じて「投票しよう」って思ったもの。
でも、すべての視聴者に声は届いたとは言い切れない。視聴者のLGBT(特にLGの)知識や思いなんて千差万別だし。冷やかし程度にしか見ていない視聴者だっていただろう。

民主党の体質?保守から中道左派までいろんな政党の寄せ集めであって、民主党議員(支持者も?)の中もLGBTに関しての考えはさまざまなんだろう。だからゴーサインを出した小沢代表には感謝しないといけないんだろう。
でも、小沢代表だって去年から1年かけて選挙活動してて。例えば四国4県で自民党を全滅に追いやった一因は、小沢代表が事前に講演会をするなどの地ならしで自民党離れを進めたことだったりするのであり。比例区には今年も知名度のあるタレント候補を出したんだし。だから、小沢代表は尾辻さんに勝算を見いだして見込んだのかもしれない。でも、どうなんだろう。もし出馬擁立の理由に、浮動票が尾辻さんに味方してくれたら・・・とちょっとでも思ったとしたら?それはタレント候補扱いされてやいないだろうか。そして、そんな分析している私自身が尾辻さんに対して色眼鏡で見てしまった証拠なんだけど。ごめんなさい。選挙結果が出た後、ちょっと冷静になって考えたときにそういう分析をしたんです。

で、話を戻して。有権者が尾辻さんに対して「タレント候補」として扱って、で、他の候補者や政党名で投票したとか投票すら行かなかったとか、そうなってしまっていたとしたら、それはとっても悲しいことだと思う。その人たちを振り向かせて「尾辻さんに投票しよう」と思わせられたら、その人の頭の中で貼られた「タレント候補」というレッテルをどうやって貼らせずに済んだのか・あるいは剥がせたのだろうか・・・。
「レズビアン候補」を前面に出しすぎて良い印象を与えられなかったら残念だし、尾辻さんに対して悪いイメージしか持たれなかったとしたら、それは非常に残念だ。尾辻さんを「レズビアン」とかそういうのを抜きにしても語れる。でも、それで訴えるには期間が短かった。
東京選挙区で当選した川田龍平さんの場合、HIV訴訟の「活動期間の長さ」が実績として評価され(もちろん知名度の向上にもつながっているはずなんだけど)当選の要因につながってたり。

長くなって、余計に伝わりにくくなってしまいましたが(ごめんなさいっ)、これが私なりに考えたこと。




でも、あと3年あるじゃない。
政治家・尾辻かな子を知ってもらう、
出来なかったことを出来る期間が3年。
私はそう思うのです。



あ。YouTubeの映像、私以外のクリップは貴重な意見がいっぱい。どうぞ、私以外のを!!(と、いいながら、本当は映っておきたかったの。いつも逃げ腰でぬるま湯を好むウチが、インターネットの世界に爪痕を残すために)
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2007.09.07 Fri l じたじた日記 l COM(5) TB(0) l top ▲

コメント

>知名度

それじゃ、いままで府議を4年間務めた大阪や堺の票の少なさはどう説明しますか?
大阪府(7,341票)は東京都より少なかったし、なんと自分の選挙区である堺市堺区ではたった318票しか取れなかった。大阪にも堺にもLGBTはたくさんいるはずで、彼らが尾辻を知らないことなんてほとんどありえないと思います(というより、しらないのなら尾辻が悪い)。
こんなのどう見ても、尾辻という政治家(政治屋)につけられた(LGBTを含む)地元民からの落第点ですよ。
2007.09.07 Fri l m. URL l 編集
>でも、あと3年あるじゃない。
政治家・尾辻かな子を知ってもらう、
出来なかったことを出来る期間が3年。
私はそう思うのです。

いままで4年間の府議活動で地元にすらまともに浸透することのできなかった尾辻が、府議という肩書を失った3年間で何かできるとは、私には思えません。

今回、尾辻の何が国会議員にふさわしくなかったか、その理由は4年間(以上)彼女を身近にみてきた大阪・堺の人たちが一番よく知っているはず。にも関わらず、尾辻はすぐに堺に帰るかと思ったら、なんと大阪を全面撤退して二丁目に居座るという。関西人の尾辻が、なぜ縁のない東京・新宿二丁目にこれほど執着するのか私にはまったく理解不可能です。よほど地元に帰れない事情でもあるのでしょうか?
2007.09.07 Fri l m. URL l 編集
それとついでに、YouTubeですけど、よほどの物好き・暇人以外は見ないと思ったほうがいいですよ。akaboshiが大量に尾辻関連の動画をアップしてるけど、あの量はあまりにも異常。どうみても逆効果ですね。再生回数を見たらわかりますよ。
2007.09.07 Fri l m. URL l 編集
to m.さん
うーむ、確かにそうかもしれませんね。「地元民」って響き、いかにも日刊ゲンダイみたいねw

そのあたりに関して、開催場所の土地柄、パフナイトで関西からの参加者がほとんどいなかったので取り上げられなかったです。地元を甘く見てたんでしょうか?鹿児島のような戦略を立てたらよかったのかな?どうなんでしょうね。

かなり建設的な話をされてるので、せっかくだからひとのふんどしのコメント欄でなくってさ、ご自身でブログ作られてはいかがです?(ここ、まだアクセス数微弱だから、せっかくのコメントも目立ちませんよ←これは本当。爆)

以前、別な方のブログを読んだときに、はて、どうしてかと考えました。(あなたとちょっと名前がちがうmさんって方のコメントなんですがw)
http://may13th.exblog.jp/5921151
地方議会で嫌われたのは何故かとか、踏み込んでいただけたら良かったのですが。。。地元に利権を誘導するようなことをしてないからとか?交通渋滞解消のために高架橋を作らせるとか??DVより道路の舗装だ!とか?(土建ばっかりですけど、例えですからっ←m.さんに向けた反論じゃないのでね~☆)
2007.09.07 Fri l asami. URL l 編集
>地方議会で嫌われたのは何故かとか、踏み込んでいただけたら良かったのですが。。。

理由?私は大阪の人間じゃないですからそんなこと知りませんよ。それを一番よく知ってるのは大阪・堺の市民であり、多分尾辻本人だと思います。

ましてや、ほぼ全員が尾辻に投票した、東京のパフナイトの出席者にその理由がわかるとは思えません。なぜ、地元民、とくに関西のLGBT関係者にそれを聞かないのでしょうか?噂ではもともと、尾辻の地元での評判が悪い、とは伝え聞いていましたが、こうやって票で見せつけられるとなんともいえませんね。

ちなみに同じ民主党の比例で上位当選した青木愛さんは、地元の千葉県だけで10万票以上とってますよ。彼女はこれだけでゆうゆう当選圏に入っているのです。

ブログですか?わざわざ尾辻のために立てる気は全くありませんね。
尾辻は選挙後1ヶ月にして、もうすっかりブログなどで話題になることもなくなり、忘れられつつあります。多分3年も持たないですよ。とっとと地元に帰って、彼女を知る人たちとの関係を修復したほうが、私にはいいと思います。尾辻が他のLGBTアクティビストと差があるとしたら、それは府議という経験だけなのです。
2007.09.07 Fri l m. URL l 編集

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